ZABaNの象徴の1つとも言える、
海が見えるウッドデッキ。

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庭にウッドデッキをつくることは決めていて、
いちようね、見積もりもとってみたんです。
そしたら、予想以上に高くて、200ー300万。

うん、自分たちでやろう!!と、即決。笑

でも、ウッドデッキって、どう作るの・・・?
というところから始まります。

カイトが「ウッドデッキの基本」という本を買い、
健太郎がネットで作り方を検索しまくる。

(カイトと健太郎の結論
ウッドデッキはケースバイケース。笑笑)

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想像がつかない初めてのことに
トライする時に一瞬よぎるのは、
ちょっと無謀なんじゃない?
という心の声。

最初はウッドデッキ無しでも問題ないよ。
難しいからプロに頼んだ方がいいんじゃない?
作って失敗したら、どうする?

準備不足じゃないかな。。。

たくさん言い訳が浮かんでは、
何度も書いた図面をぐちゃぐちゃにして捨て、
土台を作っては壊しを繰り返した。

それでも、頭の中の理想イメージが捨てられない。
ここにウッドデッキが絶対にあった方がいい
という確信が捨てられない。

ここにウッドデッキがあって
泊まりに来たり、遊びに来た人たちが
海を見ながら幸せな時間を過ごしてくれているのが
浮かんでしまっているんだもん。

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そうとう、ケンカもしたよね。

35度をこえる気温の中で
何時間もかけてせっかく作った土台が、
間違ってたって
気づいて壊す虚しさもあったね。

真っ暗になるまで作業をして
暗くなっちゃったね。
今日も完成できなかったねって作業を終える悲しさも。

だけどみんな諦められなくて
目の前の一歩だけを見て
「初めて」を積み重ねていった。

木材をトラックで何往復もして買って

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土台をつくり

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すべての木材に灼熱の中、防腐剤を塗って

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カットをして

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積み上げていく

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初めてのことにトライする時は、
準備ができていないかもと思ってしまうけど
準備が完璧にできている状態なんて
一生来ないのかもしれない。

準備を待っていたら
新しいことなんて出来ないんだね。

タイミングを見計らうんじゃなくて、
タイミングは「今」しかない。

どれだけやり直しがあっても、
初めてのことであっても、
1歩1歩進んでいけば
出来ないことは無いと知った。

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そして今、このウッドデッキは
ZABaNの象徴の一つになって、
たくさんの想い出が生まれている。

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>>【Vol.18】クリーニング業者のおじさんと 話して泣きそうになった
>>【Vol.17】批判じゃなくて、新しい答えをつくろう
>>【Vol.16】私たちは、リスクを取っても余白を残すことにした。
>>【Vol.15】「なんで挑戦できるの?」と聞かれた時に、小さな頃の記憶と深く繋がったんだ。
>>【Vol.14】6人目のメンバー登場!!リノベーションが始まる!!
>>【Vol.13】宿をつくっていく過程は、その土地を知っていく過程とイコールであることを知った。
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>>【Vol.4】ライバルがたくさんいるらしい。そして徐々に浮き上がる、特殊物件説。
>>【Vol.3】物件を初めて内覧した日。それはまさに、ジャングルを目の前に身ひとつで走り出す気分。
>>【Vol.2】忘れもしない、始まりの日。
>>【Vol.1】Hotel ZABaNオープンまでの記憶の記録する。

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