ホテルオープン戦記、8日目!!

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今日は、お金の話。

「お金は借りたの??」
「誰か出資者がついてるの??」

よく聞かれるお金の質問。

私たちは全額、自己資金で用意しました。

クラウドファンディングもしなかった。
親からの出資も断った。

当初想定していた金額から、
最終的に3倍の初期費用がかかったけれど
自己負担で全て用意してよかったと思ってる。

当時の本音をチラッと言うと、
配管工事三百万。
お風呂の改装百万円。
畳の表替え十何万円。

そんな見積もりを見るたびに、

「私のウェデイングドレスがー泣」
「私の結婚指輪がー泣」
と思っていたけど!!!笑
言葉でも出てたけど!!!笑

今まで一生懸命働いたお金を
ZABaNに出そうと
メンバーみんなで決めた。

だからこそ、
お金に想いがのっていた。
1円1円が重かった。

お金を使うことにおいて、
失敗したことはあっても、
無駄にしたことはない。

結果的に、
どこにもお金を借りてないから
返済に追われることはなく。

例えば、
この日程はどこの宿も満室で
価格高騰しているから、
うちも宿泊費をもっと上げて稼ごう とか
そんな日々の決定事項に関して

「それは違うよね。」
って迷うことなく決めてこれた。

建物内の床に
大分の杉を入れたんだけど
けっこうな金額を出して入れたもので
傷ひとつが悲しくなるし
少しでも綺麗に保ちたいって
時に私もぞうきんがけをする。

だって、それは
お金で買ったものじゃないから。

起業して、寝れない時期なんて
いくらでもあったくらい
一生懸命働いていただいたもので、
その時間や想いをひっくるめた
この数年の人生の対価だから。

これから先、
新しい挑戦でお金を借りたり
出資してもらう機会もあるのかもしれない。

でも、初めてトライしたこの宿を
自分たちのお金だけでやり切ったことは
誇れる選択だったと思っている。

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>>【番外編】過去を噛みしめることが、こんなに素敵なことだなんて。
>>【Vol.10】ゴーストバスターズじゃないよ(笑)。全力掃除の日々。
>>【Vol.9】マサキチ登場!!10畳で4人暮らしが始まる
>>【Vol.8】暗黒時代の1ヶ月間。
>>【番外編】スニーカーなんてもってない!!!(泣)ヒール好きの私が島の住人になるまで。
>>【Vol.7】愛しい愛しい、名前が決まった日。
>>【Vol.6】10000歩進んで、ダメになるかもしれなくても、 それでも歩き続きけることを選んだんだ。
>>【Vol.5】この時期に一番大切にしていた、たった一つこのこと。
>>【Vol.4】ライバルがたくさんいるらしい。そして徐々に浮き上がる、特殊物件説。
>>【Vol.3】物件を初めて内覧した日。それはまさに、ジャングルを目の前に身ひとつで走り出す気分。
>>【Vol.2】忘れもしない、始まりの日。
>>【Vol.1】Hotel ZABaNオープンまでの記憶の記録する。

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